臼井城跡周辺 [新川周辺の城跡、史跡]

臼井城跡には何度か訪れましたが、今日は臼井城跡周辺の史跡を見にまいりました。
296号線の中宿交差点の手前にあるスーパーマーケットの脇から坂道を登って行くと、小さな公園があります。
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この公園は前方から街道を一望できるので、敵兵の見張台の役目をしていたと推察できます。
公園を過ぎてまもなく道を右折して歩くと臼井城跡を取り巻く空堀の一部が見えてきました。この空堀の規模は大きく、最大で幅40m、深さ15mもあるそうです。空堀の傍らには雷電の碑が立っています。
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空堀の近くには太田図書の墓があります、臼井城は太田道灌、上杉謙信らに攻められたことで有名ですが、文明2年(1479)上杉氏の家臣太田道灌が千葉孝胤の籠る臼井城を攻める、この戦いで太田道灌の弟、太田図書が討ち死に致します。
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旧三の丸跡には臼井城の鬼門に設けられた星神社があります。星神社は鎮護国家、除災、寿福の菩薩で千葉氏の一族にとってはその祖平良文以来の守護神であって、その所領には必ず妙見をまつっています。
左手の架台のようなものは歌舞伎を舞う舞台だそうです。
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帰り道で妙伝寺に立ち寄りました、暁慶山妙伝寺は日蓮宗で創建は弘安6年(1283)開山は松戸市平賀本土寺代第三世日伝上人です。宝暦8年(1758)建立の紅い鐘楼門は先日訪れた青菅の設楽家と日運が落成させたものです。
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