千葉寺 [県内の城跡、史跡など]

千葉寺他 006.jpg
何十年ぶりになるか、少年時代千葉市宮崎町から付属小、中学校まで徒歩で通学したコース
の中間に在る千葉寺を訪れました。
海上山千葉寺は真言宗豊山派の寺院で本尊は十一面観音、坂東三十三観音霊場第29番札所
になっています。
寺伝によれば、和銅2年(709)にこの地を訪れた行基が十一面観音を安置したのに始まり、
聖武天皇の命により千葉寺と称したと云われています。
永暦元年(1160)には堂宇を消失しています。千葉氏の居城である千葉城(猪鼻城)に近い
ことから千葉氏の祈願所となっていました。
明治43年(1910)の調査の際、発掘された鋳銅梅竹文透釣灯籠(国の重要文化財)には
天文19年(1550)の銘があり、現在は東京国立博物館に所蔵されています。
現本堂は昭和51年の落成ですが、仁王門と鐘楼は文政11年(1828)の建築です。
千葉寺他 009.jpg
境内にある、この大イチョウは和銅2年(709)行基がもたらしたものと伝えられています。
周りは8mもあり、鎌倉の鶴岡八幡宮のイチョウよりも大きいです。

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