菖蒲谷津は市内北部にあり国道16号島田から千葉ニュータウンに至る61号線の橋が架っています。
谷津は千葉県北部に多く存在します。6000年位前、千葉県北部は海が入り込んだ地形で
湾となっていましたが、入江から水が引いたとき陸地にあまり深くならない谷が形成された
ので日本の丘陵地帯にあるV字谷とは異なりなだらかな地形となりました。
谷津の中央部は湿原となって古くから畑作や稲作が営まれ、周りの木を伐採して森の環境を
保ってきた生活の場だったのです。
古代の日本人に想いを致しながら谷津を歩くのもいいものでした。