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姥捨 [旅行、史跡、温泉]

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姥捨にやってきました。長野盆地(善光寺平)をゆっくりと千曲川が流れています。

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観月の名所、長楽寺にやってきました。大きな岩と観音堂は広重の絵にも描かれています。

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安藤広重の六十余州名所図絵にある田毎の月と長楽寺や千曲川を描いた浮世絵です。
姥捨は多くの文人墨客が訪れており、古今和歌集にも
「わがこころ 慰めかねつさらしなや 姥捨山に照る月を見て」読人知らず、の歌が残されています。
松尾芭蕉は貞享五年(1688)門弟二人を連れて美濃(岐阜県)から木曾に入って信濃路をたどり
姥捨、善光寺から江戸に戻りましたが、ここで「十六夜も まだ更科の郡かな」の句を残しています。

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棚田です、稲が育った田や田植えが終わったばかりの田が見られます。昼間なので名月が映りこむ
のは見られませんでしたが広重や松尾芭蕉がわざわざ訪れた田毎の月を見てみたいですね。

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俳句といえばもう1句こんな句があります。「信濃では 月と仏とおらが蕎麦」 読人知らず。
僕も負けずに1句 「姥捨では 月や仏より まずお蕎麦」そんなわけで本場の更科蕎麦を
楽月庵でいただきました。

山清路から差切峡へ [旅行、史跡、温泉]

安曇野からの帰路、今回は山清路、差切峡、聖高原、姨捨を経由して自然を楽しみながら帰ります。
池田町広津から東に山道を下ると、犀川に沿って松本、大町と長野市を結ぶ善光寺街道に出ます。
このあたりは東筑痲郡生坂村山清路といい景勝に優れています。

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犀川に架かる新山清路橋、記録によると明治34年に木造の橋が架けられています。

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新山清大橋の近くの展望台、登りませんでしたが渓谷の眺望を楽しめそうですね。

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廃道のあるトンネル、趣がありますね。

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1957年(昭和32年)、下流に東京電力の平ダムができたので犀川の水位が上昇し川幅が広がり
流れが緩やかになりました。

山清路から犀川に合流する麻績川に沿って2kmほど行くと差切峡です。
県立自然公園とあるので駐車場や散策のできる遊歩道があるかな、と思っていましたが
車道の右に渓谷があるのですがそれらしきものはないのでトンネルを出たところのわずか1台位の
スペースに車を停めました。

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差切峡は硬い礫岩や砂岩の地層に痲積川がほぼ垂直に流れ込んだためにできた渓谷で
奇岩が多く、洞穴や滝も見られます。「天工の差切る岩や秋の水」と加藤犀水はこの光景
を称えていますが春の山つつじ、秋の紅葉の頃また訪れたいと思いました。

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差切峡を観た後、篠ノ井線や長野自動車道と並行して403号線を走ります。
痲績村から聖高原に車は登ってゆきます。峠を過ぎたあたり聖湖に着きました。

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もう、ここからゆっくり下れば
安藤広重の浮世絵「田毎の月」や、松尾芭蕉が訪れ「おもかげや 姥ひとりなく 月の友」
と詠われた姨捨に着きます。

新東名高速道路 [旅行、史跡、温泉]

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先日、安曇野から飯田、下栗の里を観て帰宅した時に通った新東名高速道路について。
今年4月14日に東名高速自動車道路に並行して御殿場JCT~三ヶ日JCT間が開通しました。
僕も浜松北ICから御殿場JCTを経て東名高速へ走行してみました。
コースは東名より山側で山間地が主でトンネルと架橋が多く景観も素晴らしく走行する車も
あまり多くないので楽しく走れました。

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途中、駿河湾沼津SAで休憩いたしましたが、東名高速にある従来のSAと比べて少しセンスが
良い感じです、二階からは駿河湾も眺望できました。

遠山郷下栗の里 [旅行、史跡、温泉]

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着きました、ここが南信濃、上村遠山郷下栗の里です。一望するにはここから山道を
20分位歩きます。

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あと300m、もう少し、やがて周りの木立が無くなり目前に天空の里が現れました。

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下栗の里は、南アルプスを望む飯田市上村の東面斜面にある標高800~1,000mの地区です。
最大傾斜38度の傾斜面に点在する耕地や家屋は遠山郷を代表する景観を作っています。
平成21年には「日本の里100選」にも選ばれています。日本郵便かヤマト運輸のCMでご覧に
なったことがありませんか。
お昼を少し過ぎた頃着き、眺めたりデジカメのシャッターを何度も押した後、お蕎麦を食べに
天空の里を離れました。

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はんば亭ではお蕎麦やイモ田楽とコンニャク田楽など地元の女性たちの手料理をいただきました。

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永年訪れたかった下栗の里、充実した感動的な光景でした。

愛車を駆って [旅行、史跡、温泉]

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家に残していったゴーヤの苗なども気になるので帰路につきます。

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広津から池田の街に下りてきました。広津から眺めた北アルプスも素敵だったけれど
池田町の街から見てもいいですね。ここから千葉へ戻る時は、豊科ICから長野自動車道
で岡谷JCTから中央高速で新宿へ向かいますが今日は途中で立ち寄りたいところがある
のでコースを変更して岡谷JCTから名古屋、飯田方面に向かいます。

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飯田ICで中央高速を下りて南アルプスに向かって東に向かって車を走らせます。
案内図や標識をたよりに狭い道を走ります。途中車が交差できないような道を走り矢筈トンネルに
やってきました。長いトンネルを抜けると秋葉街道(152号線)に出ます。こんどは南に向かって
走ります。

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こんどは秋葉街道から狭い曲がりくねった山道を対向車に気をつけながら登ります。
長い林の中の道を抜けるとパッと周囲も開けてきました。目の前には赤石岳、聖岳、
茶臼岳などが望めます。やっと着いたようです。

小布施を散策 [旅行、史跡、温泉]

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上越からの帰路、小布施に立ち寄り枡一市村酒造の一部を改装した和食処「蔵部」で
昼食をいただいた後小布施の街を散策いたしました。

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鹿教湯温泉 [旅行、史跡、温泉]

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お昼過ぎに鹿教湯温泉に着き辰巳屋さんで新そばをいただいたあと屋根の付いた五台橋を渡り
鹿教湯温泉の名前の由来となった文殊堂にまいりました。

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文殊堂
鹿教湯温泉のホームページによると、その昔、鹿に化身した文殊菩薩が、日頃、信仰浅からぬ
一人の猟師に信州、丸子の山中に湧く効能あらたかないで湯の存在を教えた、と伝えられている。

鹿教湯温泉は、江戸時代より湯治場として栄え今日に至っていますが、上田と松本を結ぶ
国道254号線の三才山トンネル、松本トンネルの開通で松本からも40分で来れるようになりました。

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薬師堂

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保福寺峠越え [旅行、史跡、温泉]

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ひなちゃんの登校バスを送って私達も帰路につきました。いつものコースだと豊科ICから
長野道、中央高速で諏訪、大月経由で帰りますが今回は中央高速に乗らないで松本から
国道254号線を通り山越えをして鹿教湯温泉経由上田に出て上信越道経由で帰ろうと思います。
簡単な地図とちっちゃなカ-ナビだけを頼りに地図とは違うようなところも通って走ります。
ブログに載っている道路はまだ良いほうで車を停めて写真を撮れないような狭い道が続きます。

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対向車が来たらすれ違えないような林道です、左折、右折を繰り返し山道を登りきったようです。
車を停めて一休みします。道路脇に保福寺峠(1345m)と書いた道標や歴史の道”東山道”
峠の茶屋跡と書いてあります。案内看板によると通る予定だった254号線でなく帰宅してから
調べたところ松本盆地と上田盆地を結ぶかっての東山道でした、トンネルを通る254号線や
143号線が開通するまでは松本と上田を結ぶ重要な道で馬頭観音があるように人馬の往来が
頻繁だったのでしょう。来た方角を望むと樹木の間から北アルプスが見えます。近くにはウエストン
日本アルプス絶賛の地と書かれた石碑があるそうです。
日本アルプスの名付親ウエストンは本当にこの峠を越したのでしょうか。

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さあ、此処からは左折、右折の続く下り坂です。樹の間からは大明神岳、独鈷山が見えます。

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人里に下りてきました、これから鹿教湯温泉に向かいます。

初狩PAで [旅行、史跡、温泉]

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安曇野からの帰り道、初狩PAで休憩した時、駐車場の隅にこんな看板を見つけました。

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なるほど、手前にある高岩山とか三つ峠の奥に雲の中にぼんやり富士山!が見えました。
リニア実験線らしきものも見えました、リニアってこの辺で実験しているんですね。

11月1日からイオン八千代緑ヶ丘店ショッピングセンターローズ広場で「グリーンカーテン写真展」
が開催されます。僕も作品を応募しておいたので見に行こうと思っています。写真展は6日まで
展示されていますのでお近くの方はぜひご覧になってください。

猿橋 [旅行、史跡、温泉]

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安曇野からの帰りに大月SAで中央高速を下りて甲州街道(R20)沿いにある日本三奇矯の一つ
猿橋に立ち寄りました。
古い話で恐縮ですが僕が学生時代スキー合宿で中央線の列車に乗って白馬や栂池に行く途中
列車がトンネルを出るとすぐ一瞬右側に猿橋が眺められたのですが中央線の複線化に伴いルート
が変更になり猿橋の傍に架かる橋や大原トンネルは廃線になって今では中央線の車内からは
見られません。

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猿橋は野猿がお互いに体を支えあって谷を渡る様子にヒントを得て設計されたそうで岸壁に
杭を挿してその上に板を載せた刎橋という構造です。

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猿橋の下を流れる桂川(相模川)です。

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猿橋の上から川の下流を眺めると新しく架けた国道の橋の手前に古い橋が見えます。
ひょっとしたらこれが中央線が使っていた橋やトンネルかな?と思って調べてみたら
これは日本で始めての大規模な調整池式発電所として東京電灯が建設したもので
明治45年に運転を開始し現在も稼動している八ッ沢発電所(上野原市)の1号水路で
国の重要文化財に指定されています。

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中央高速を途中で下りたおかげで何十年ぶりに猿橋を見ることが出来ました。
観光客も少なく落ち着いた時間を過ごして帰路につきました。
紅葉の見頃は11月10日頃だそうで来年は紅葉見物を兼ねて来ようかな。
*:日本三奇矯 1.猿橋 2.錦帯橋 迄が確定で 3.は瀬戸の唐橋、日光の神橋と
           徳島のかずら橋が競っています。
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